販売士(リテールマーケティング)検定とは?
販売士資格PR動画(制作:株式会社カリアック / 協力:一般社団法人 日本販売士協会)
販売士検定は日本商工会議所が主催する「販売のプロ」を認定する公的資格です。小売業・流通業における幅広い知識・販売スキルを求められる検定試験であり、合格者は「販売のプロ」として「販売士」の称号が与えられます。40年以上の歴史をを持つ資格試験であり、社会的にも高い信頼と評価を得ています。
販売士検定試験は、平成27年度より、習得できる知識や実務能力をより的確に表すために、「リテールマーケティング(販売士)検定試験」と名称が変更となりました。ただし、合格者の称号は
日本販売士協会の「リテールマーケティングレポート」では、販売士資格を活用している企業や、資格取得の支援をしている学校を紹介しています。以下に、一部を紹介しておりますが、いろいろな場所で販売士が活躍しているのがわかります。
3級/2級/1級販売士
リテールマーケティング(販売士)検定は3級、2級、1級に別れており、それぞれ学習範囲、学習難易度が異なります。各級レベルは以下の通りです。
レベルの目安 | 試験方式 | 試験合格率 | 学習時間(目安) | |
3級 | 販売員レベル | 選択式 | 50%程度 | 30~50時間程度 |
2級 | 管理者、教育者レベル | 選択式 | 50%程度 | 50~100時間程度 |
1級 | 経営者、店長レベル | 選択式+記述式 | 20%程度 | 100~200時間程度 |
※試験合格率は年度により若干異なります。※学習時間は本チーム関係者が合格までに要した学習時間を参考にしています。
事前の保有知識や学習方法によって合格までの学習時間は変化します。
3級販売士(販売員レベル)
<こんな方に特にオススメ!>
・初めて販売士検定に挑戦する方
・初めてお店で働くことになった方
・接客業、サービス業で働く方
・オシャレなお店、買い物が好きな方
・就職活動を控えた高校生、大学生、専門学生
<3級のレベル(販売士HPより)>
マーケティングの基本的な考え方や流通・小売業で必要な基礎知識・技能を理解している。
接客や売場づくりなど、販売担当として必要な知識・技術を身につけた人材を目指す。
流通・小売業に限らず、BtoCの観点から社員教育に取り入れている卸売業や製造業もある。
※ 商工会議所・販売士HP
( https://www.kentei.ne.jp/retailsales )より引用
2級販売士(管理者、教育者レベル)
<こんな方に特にオススメ!>
・「プロの販売員」に相応しい高度な知識を習得したい方
・自分なりの売場を作りたい方
・売場を管理する立場の方
・人に指導、教育する立場の方
・小売業、流通業への就職を検討中の高校生、大学生、専門学生
<2級のレベル(販売士HPより)>
マーケティング、マーチャンダイジングをはじめとする流通・小売業における高度な専門知識を身につけている。販売促進の企画・実行をリードし、店舗・売場を包括的にマネジメントする人材を目指す。
幹部・管理職への昇進条件として活用しているところもある。
※ 商工会議所・販売士HP
( https://www.kentei.ne.jp/retailsales )より引用
1級販売士(経営者、店長レベル)
<こんな方に特にオススメ!>
・経営者、マーケティングの責任者の方
・小売、流通分野のコンサルタントを目指す方
・経営に関する非常に高度な知識を身につけたい方
・日本販売士協会の登録講師になりたい方
・中小企業診断士資格取得を検討中の方
<1級のレベル(販売士HPより)>
経営に関する極めて高度な知識を身につけ、商品計画からマーケティング、経営計画の立案や財務予測等の経営管理について適切な判断ができる。
マーケティングの責任者やコンサルタントとして戦略的に企業経営に関わる人材を目指す。
※ 商工会議所・販売士HP